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湿気、籠もってませんか?快適な睡眠には寝具の湿度ケアを!

こんにちは、前回の記事(睡眠スイッチ、入れられてますか?睡眠と体温の関係)では良質な睡眠には体温が重要というお話をしましたが、皆さんすっきり眠れていますか?

良い睡眠には寝る前の生活習慣ももちろんのこと、寝ている時の体温調節をスムーズにする工夫も必要です。
そこで今回は体温調節に注目したマットレス選びについてお話します。

快適な睡眠には快適な湿度が重要
寝具には様々な特徴をもった商品が販売されており、皆さんも自分に合った寝心地のものを選んでいるかと思います。
ただ、湿気のメンテナンスはしっかり考えていますでしょうか?
重い寝具を干すのが面倒で、万年床になっていませんか?

湿度が高いと汗を蒸発させにくくなり、体温の調節がしにくくなります。
深い眠りには体温を下げる必要があるのですが、湿度が高いと放熱が上手くいかず、眠りが浅いままになってしまいます。
ジメジメとした湿気は不快感があって、気持ちよく眠りにくいですよね。
それだけでなく、湿気はカビやダニの温床になり、吸い込むことで健康被害を引き起こすことも。

このように、寝具の湿気ケアは思った以上に大事なんです。
湿気の観点から、お使いの寝具を見直してみませんか?

湿度の籠もりやすい寝具は要注意!
マットレスには体圧分散など様々な種類がありますが、低反発マットレスなどは湿気がこもりやすいので注意が必要です。

低反発マットレスは、一般的に高密度のウレタンフォームやメモリーフォームといった素材でできています。
これらの素材は、体を包み込むようにフィットするため、どうしてもマットレスと体の間にできる隙間が少なくなります。
このため、湿気が逃げにくくなり、内部にこもりやすい構造になっているのです。

こうした湿気の籠もりやすい寝具はこまめに干したり、布団乾燥機を使うなどして湿気ケアをする必要があります。
(寝具によっては熱に弱い素材を使っている場合があり、布団乾燥機が使えないこともあります)

とはいえ日々の湿気ケアは手間もかかるもの。
マットレスを選ぶときには、メンテナンスのしやすさも視野に入れたいところですね。

湿気対策にお勧めの寝具
お勧めは断熱機能が高く、軽くて運びやすいウレタンマットレスです。
冷え対策になることはもちろん、軽いため干すのもお手軽です。

布団の場合は、床と布団の間に敷けば断熱ができます。
特にフローリングなどの床に布団を敷いている方は、布団だけでは床からの冷気を防ぎきれません。
さらに、布団から伝わった湿気が床や畳に溜まり、カビの原因にもなります。
メンテナンスしやすいウレタンマットレスでワンクッション置くことで、断熱と湿気ケアが可能です。

ベッドをお使いの場合は、スプリングマットレスの上に置くようにしてください。
スプリングマットレスは重いので干すのも大変ですが、ウレタンマットレスを敷けば体から出る湿気を受け止めてくれます。
体圧分散機能や通気性にすぐれたエアウィーブなどは、特におススメです。


寝具選びは良い睡眠に大きく影響します。湿気に注意して、メンテナンスがしやすく、断熱性能の高いマットレスを選ぶことで、快適な睡眠環境を整えることができます。
寝具を選ぶときは寝心地だけでなく、ぜひ湿度にも注目してみてくださいね!

ラグナニゲルでは整体(メンテナンス)メニューにて、丁寧なカウンセリングを行っております。
もしセルフケアをしていても眠りの質が上がらないことでお悩みでしたら、ぜひ一度ご相談してください。

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