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忘年会シーズン!お酒と上手な付き合い方

年の暮れともなると、多くの方々が忘年会に参加されるかと思います。一年を労うイベントでついつい飲み過ぎて、次の日に後悔する…という方も多いのではないでしょうか。
二日酔いだけならまだしも、過度な飲酒は酷ければ転倒などで大怪我をしたり、急性アルコール中毒を起こしてしまったりします。
忘年会での楽しみつつ、アルコールから体を守る対策を覚えておくと安心です。

忘年会の楽しみ方と安全対策

1.適度な飲酒

飲酒ペースはゆっくりと
一気飲みは論外ですが、早いペースの飲酒は悪酔いの元となります。アルコールが体に取り込まれる前に次々と飲んでしまうと、酔いに気づくころには泥酔といったことにもなりかねません。
おつまみを食べながら、ゆっくり飲むことを心がけましょう。

水やソフトドリンクを飲む
アルコールのグラスの間に水やソフトドリンクを挟むことで、アルコールの摂取量をコントロールできます。よく飲酒中にスポーツドリンクを飲むと酔いが早く回るという話を聞きますが、それは誤りです。
アルコールの分解には多量の水が必要で、さらにビールなど利尿作用のあるお酒を飲むと体の水分はどんどん失われます。
飲酒中でも水分補給をしっかりすることは重要です。

2.食事をしっかりとる
空腹の状態でお酒だけ飲んでいると、アルコールの吸収が早まるだけでなく、胃腸にも負担がかかります。さらにはアルコールを分解するのに必要な栄養も不足するので、悪酔いや二日酔いの原因になってしまいます。食事も同時に楽しむように心がけてください。

食物繊維を取る
食物繊維はアルコールの吸収を穏やかにします。
コース料理でのサラダや、焼き鳥屋さんなどで出るお通しのキャベツは積極的に食べましょう。

たんぱく質を取る
アルコールの分解酵素にはたんぱく質が含まれています。そのためたんぱく質を取るとアルコールの分解が促進されるというメリットがあるのです。
枝豆や肉類など、お酒の席では摂りやすい食材かと思いますので、積極的に食べるようにしてください。

3.忘年会後のケア

十分な水分補給
飲んだ後にも水分補給は大事です。先ほどお伝えしたスポーツドリンクなども、すばやく体に水分を補給してくれます。

お風呂は様子を見て
泥酔中の入浴が危険なのはもちろんのこと、冬はヒートショックなどのリスクも伴います。お風呂に入るときはしっかり休憩して酔いが醒めてきてからにしましょう。
サウナに入るとお酒が抜けるという人もいますが、これは誤りです。
ヒートショックだけでなく、発汗により水分が失われ血栓ができるリスクなどもあります。飲酒後のサウナは危険なので入らないでくださいね。

寝ればお酒が抜ける、は間違い!
寝てしまえばお酒は抜けると思うかもしれませんが、睡眠中はアルコールの分解が遅くなります。さらにアルコールの影響で睡眠が浅くなるといったデメリットもあります。
翌日になってもアルコールが分解しきれていないというのはよくある事なのです。
できれば忘年会の翌日は、お家でゆっくり休むようにすると回復も早いと思います。

忘年会を楽しい思い出にするためにも、健康と安全を守りたいものですね。
飲酒は適度に、そして周りの人々との素敵な時間を楽しんでくださいね。