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コーヒーの効果とその飲み方

コーヒーは世界で最も飲まれている飲み物の一つです。
コーヒーは昔から眠気覚ましに飲まれてきた長い歴史があります。
今回はそんなコーヒーの効果について取り上げました。

カフェインの効果

カフェインには覚醒作用があるのは有名な話ですね。
朝の目覚めの1杯で目を覚ます方も多いのではないでしょうか。
朝のコーヒーは眠気を覚ますだけではなく、脳を活性化させ集中力を高める効果があります。
その他には、脂肪の分解を促進する酵素であるリパーゼを活性化する作用があります。
脂肪分解を促進することでダイエット効果に期待ができます。
またカフェインは血管を拡張する働きがありますので基礎代謝を上げる効果が期待できます。
基礎代謝が上がると、エネルギー消費する力がアップするので痩せやすい身体になります。

眠気の解消
記憶力UP
集中力UP
脂肪燃焼効果
利尿作用
脳卒中のリスクを減少

ポリフェノールの効果

コーヒーにはカフェインの他にもクロロゲン酸という優秀な成分が入っており、クロロゲン酸はポリフェノールの一種です。
ポリフェノールは、植物が持つ苦味や色素の成分で、活性酸素などから体を守る抗酸化作用の強い成分です。
そのため、ポリフェノールは活性酸素が引き金となって起こる癌や、動脈硬化、心筋梗塞、などの生活習慣病の予防に効果があります。
さらに、ポリフェノールが紫外線による肌のダメージを防ぐ効果も注目されております。
コーヒーを1日2杯以上飲む女性は、紫外線による顔のシミが少ないという嬉しい実験結果も報告されています。

抗酸化作用
抗疲労作用
抗癌作用
抗ウイルス作用

リラックス効果

コーヒーにはリラックス効果があると言われています。
コーヒの香りには脳からα波を出しリラックスをさせる効果があると科学的に立証されています。
仕事の合間にホッと一息つきたいときは、必ずコーヒーを飲むという人がいるでしょう。
それは、α波を欲している状態にあるからです。
知らず知らずに欲しているのかもしれませんね。
また、コーヒーに含まれているカフェインもストレス減少効果があるため、リラックス効果が期待されています。

コーヒーの種類

甘いコーヒーにはたくさんの砂糖や牛乳が使われています。
コーヒーはブラックを選ぶようにしましょう。
ブラックが苦手という方はバターコーヒーにして飲むと濃厚でほのかな甘味が出るのでおすすめです。
インスタントのものよりもドリップコーヒーがおすすめです。
味が美味しいうえに、ポリフェノールが多く含まれています。

コーヒーを飲むタイミング

コーヒーには覚醒して目が覚める作用がありますが、その反面夜寝る前にコーヒーを飲むと、寝つきが悪くなったり、睡眠が浅くなったりと睡眠障害につながるリスクがあります。
質の良い睡眠をするためも夕方以降のカフェインの摂取は控えましょう。
人間の体には体内時計があり、起床後にコルチゾールという脳を覚醒させる物質を分泌し、この物質が体を起こし目を覚ます役割を果たしてくれますが、起床後すぐにコーヒーを飲むと、コルチゾールの分泌が減ってしまい、体を起こす機能が働かなくなってしまいます。
起床してから60~90分後に飲むと良いでしょう。
また、運動前に飲むことで脂肪燃焼効率をアップさせたり、パフォーマンスをアップさせたりする効果があるのでおすすです。

※コーヒーには利尿作用があるので脱水症状にならないように小まめに水を摂り水分補給しましょう。一度に大量のコーヒーを飲まずに、少しずつ分けて飲みましょう。

コーヒー1日あたりの適量

妊娠していない成人が1日に摂って良いカフェイン量は400mgと言われており、これはコーヒー3~4杯程度に当たる量です。
眠気覚ましにと、カフェインを大量に摂取するのは危険です。
毎日のように大量のカフェインを摂取し続ければ、体はより多くのカフェインを欲しくなりカフェイン依存症になります。
カフェイン過剰摂取による中毒症状は吐き気や頭痛、動悸、手足の痺れなどがあり、最悪の場合は死に至るというケースもあります。
飲み過ぎには注意しましょう。